時任為基(読み)トキトウ タメモト

新訂 政治家人名事典 明治~昭和 「時任為基」の解説

時任 為基
トキトウ タメモト


肩書
貴院議員(勅選),元老院議官

生年月日
天保12年(1841年)

出身地
薩摩国鹿児島(鹿児島県)

経歴
維新後東京府典事、のち開拓使権大書記官、函館支庁長、宮崎県知事などを経て、元老院議官。さらに高知静岡愛知大阪宮城各府県知事を歴任した。31年退官し、勅選貴院議員となる。

受賞
正四位勲二等

没年月日
明治38年9月1日

出典 日外アソシエーツ「新訂 政治家人名事典 明治~昭和」(2003年刊)新訂 政治家人名事典 明治~昭和について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「時任為基」の解説

時任為基 ときとう-ためもと

1842-1905 明治時代官僚
天保(てんぽう)13年5月生まれ。薩摩(さつま)鹿児島藩士の子。維新後は東京府典事から開拓使にうつり,明治13年大書記官となる。のち元老院議官をへて高知,静岡,愛知,大阪,宮城の各府県知事をつとめた。貴族院議員。明治38年9月1日死去。64歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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