晩翠(読み)バンスイ

デジタル大辞泉 「晩翠」の意味・読み・例文・類語

ばん‐すい【晩×翠】

冬枯れ季節になってもなお草木の葉が緑色であること。また、その緑。

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精選版 日本国語大辞典 「晩翠」の意味・読み・例文・類語

ばん‐すい【晩翠】

  1. 〘 名詞 〙 冬枯れの季節になって他の草木が枯れ落ちた後でもなお草木が緑色であること。また、その緑色。
    1. [初出の実例]「遠壑移松憐晩翠、小池通水愛幽潺」(出典:蕉堅藁(1403)山居十五首次禅月韻)
    2. [その他の文献]〔周興嗣‐千字文〕

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普及版 字通 「晩翠」の読み・字形・画数・意味

【晩翠】ばんすい

冬も緑を保つ。梁・周興嗣〔千字文〕詩 枇杷(びは)はにして、梧桐は早く(しぼ)む

字通「晩」の項目を見る

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