普通建設事業(読み)ふつうけんせつじぎょう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「普通建設事業」の意味・わかりやすい解説

普通建設事業
ふつうけんせつじぎょう

地方財政経費分類における投資的経費のうち,災害復旧事業失業対策事業を除いたものを一括していう。このなかには地方公共団体が自主的に行う単独事業と政府補助を伴う補助事業がある。具体的には港湾道路,下水道,学校,保育所など公共施設改良新設のための事業である。 1972年度 (地方財政支出の構成比 39.4%) をピークに低下傾向にあったが,90年度 (同 28.8%) から 94年度 (同 31.9%) にかけて増加傾向に転じた。

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