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景徳鎮陶録 けいとくちんとうろくJing-de-zhen-tao-lu

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

景徳鎮陶録
けいとくちんとうろく
Jing-de-zhen-tao-lu

中国の陶書。清の嘉慶 20 (1815) 年に景徳鎮の学者,藍浦,浜南の2人が著わした。のち門人の鄭廷桂,門谷が増補。全 10巻。通行本は光緒 24 (98) 年の複製本。景徳鎮窯の状況,製法,製品の種類について図入りで解説し,あわせて陶器全般について略述。日本では 1907年,京都細川開益堂から出版した藤江永孝訳 (三浦竹泉訳ともいう) 『和漢対照景徳鎮陶録』,俗称『続陶説』が普及している。

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世界大百科事典 第2版の解説

けいとくちんとうろく【景徳鎮陶録 Jǐng dé zhèn táo lù】

中国,景徳鎮御器廠(官窯)を中心に景徳鎮陶業の全般にわたって詳述した書。藍浦(浜南)の稿本を,その弟子鄭廷桂(門谷)が増補完成したもので,全10巻。1815年(嘉慶20)に成る。内容は当時の御器廠の組織やその製作過程が詳しく述べられているほか,歴代のおもな陶窯についての記述,文献にあらわれた陶磁器に関する文章等が収録されている。日本訳は1907年の藤江永孝訳が最初のもの。景徳鎮のみならず中国陶磁の研究者にとって必見の書とされている。

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