智海(読み)ちかい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「智海」の解説

智海 ちかい

?-1306 鎌倉時代の僧。
元瑜(げんゆ)らに真言密教小野,広沢両流を,鎌倉極楽寺の忍性(にんしょう)らに戒律をまなぶ。執権北条貞時(さだとき)の帰依(きえ)をうけ,永仁(えいにん)4年鎌倉覚園(かくおん)寺をひらく。嘉元(かげん)4年4月27日死去。字(あざな)は心慧。法号は道照。著作に「両部大経教主事(りょうぶだいきょうきょうしゅのこと)」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android