暮秋(読み)ボシュウ

デジタル大辞泉 「暮秋」の意味・読み・例文・類語

ぼ‐しゅう〔‐シウ〕【暮秋】

秋の終わり。秋の暮れ。晩秋 秋》「熟眠し―嘆ずることもなし/草城
陰暦9月の異称
[類語]晩秋

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精選版 日本国語大辞典 「暮秋」の意味・読み・例文・類語

ぼ‐しゅう‥シウ【暮秋】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 秋のおわり。秋の暮れ。晩秋。《 季語・秋 》
    1. [初出の実例]「痛風景之蕭索、悲揺落之暮秋」(出典経国集(827)一・重陽節神泉苑賦秋可哀応制〈良岑安世〉)
  3. 陰暦九月の異称。〔日葡辞書(1603‐04)〕 〔梁元帝纂要〕

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普及版 字通 「暮秋」の読み・字形・画数・意味

【暮秋】ぼしゆう(しう)

晩秋。南朝宋・傅亮〔物に感ずるの賦の序〕余(われ)、秋のを以て、禁にす。夜く務め隙(ひま)あるとき、に游目す。

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