暴力の街

デジタル大辞泉プラス 「暴力の街」の解説

暴力の街

1950年公開の日本映画。監督山本薩夫脚色八木保太郎山形雄策、撮影:植松永吉。出演:小沢栄、原保美、池部良、河野秋武、沼崎勳、神田隆、永田靖、宇野重吉ほか。1948年に起きた暴力団追放運動「本荘事件」を題材にしている。原作は朝日新聞浦和支局による『ペン偽らず 本庄事件』。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

世界大百科事典(旧版)内の暴力の街の言及

【日本映画】より

…企業を追われた人々による独立プロの隆盛である。その先駆となったのは,東宝争議の妥結資金によって日映演(日本映画演劇労働組合)が自主製作した《暴力の街》(山本薩夫監督)で,50年2月に大映系で公開された。そして,これの興行的成功をきっかけに,東宝退社組を中心に新星映画社が設立され,前進座との提携で第1回作品《どっこい生きてる》(1951。…

※「暴力の街」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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