デジタル大辞泉 「曖曖」の意味・読み・例文・類語 あい‐あい【曖曖】 [ト・タル][文][形動タリ]うす暗くて、はっきりしないさま。また、おぼろにかすんでいるさま。「この―たる日光に浴していると」〈芥川・煙草と悪魔〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「曖曖」の意味・読み・例文・類語 あい‐あい【曖曖】 〘 形容動詞ナリ活用タリ 〙 うす暗いさま。ぼうっとかすんでいるさま。[初出の実例]「西堂見レ稼、望二秋雲之曖曖一」(出典:本朝文粋(1060頃)三・詳春秋〈大江以言〉)「この曖々たる日光に」(出典:煙草と悪魔(1916)〈芥川龍之介〉)[その他の文献]〔陶潜‐帰田園居詩〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「曖曖」の読み・字形・画数・意味 【曖曖】あいあい うすぐらくなる。ほのぐらいさま。〔楚辞、離騒〕時、曖曖として其れ將(まさ)に罷(きは)まらんとす 幽を結びて佇(えんちょ)す字通「曖」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報