デジタル大辞泉 「曝」の意味・読み・例文・類語 ばく【曝】[漢字項目] [人名用漢字] [音]バク(慣) [訓]さらす1 日光に当てて水分を発散させる。「曝書・曝涼」2 むき出しにする。むき出しになる。さらされる。「曝露/被曝」 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
普及版 字通 「曝」の読み・字形・画数・意味 曝人名用漢字 19画 [字音] バク[字訓] さらす・かわかす[字形] 形声声符は暴(ばく)。暴は獣屍が日に暴(さら)されている形で曝の初文。暴が暴虐の意に用いられるに及んで、その本義を存する字としてまた日を加えた。〔顔氏家訓、書証〕に「古は暴(ばくさい)の字と暴疾(ばうしつ)の字と相ひ似たり。唯だ下少しく異なり」というが、暴にその両義がある。のち曝が暴の専字となった。[訓義]1. さらす、かわかす、ほす。2. さける、やぶれる。[古辞書の訓]〔名義抄〕曝 サラス・ホス・カハク・ニハカ・アラハス 〔字鏡集〕曝 ハシ・トシ・ツヒニ・ソノ・アラハス・ホス・ヤブル・ニハカ・サラス・タケシ・クダク・ホシイママ・ノキフス・タチマチ・アラシ・ヲカス・カハク・アキラカ・マドカニ*語彙は暴字条参照。[熟語]曝衣▶・曝画▶・曝乾▶・曝褌▶・曝顋▶・曝▶・曝尸▶・曝日▶・曝書▶・曝背▶・曝麦▶・曝巫▶・曝揚▶・曝涼▶・曝露▶ 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報