曠職(読み)コウショク

デジタル大辞泉 「曠職」の意味・読み・例文・類語

こう‐しょく〔クワウ‐〕【×曠職】

《「曠」は、むなしい、また、むなしくする意》
職務をおろそかにすること。務めを怠ること。
官職を欠けたままにして後任者を置かないこと。

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精選版 日本国語大辞典 「曠職」の意味・読み・例文・類語

こう‐しょくクヮウ‥【曠職】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「曠」は、むなしいの意 )
  2. 職責を十分に果たさないこと。
    1. [初出の実例]「朝無曠職之憂、野有撃壌之詠」(出典経国集(827)二〇)
    2. [その他の文献]〔漢書‐外戚伝下〕
  3. 官職が欠員のままになっていること。欠位。〔北史‐薛端伝〕

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普及版 字通 「曠職」の読み・字形・画数・意味

【曠職】こう(くわう)しよく

職務を空しうする。〔漢書、元后伝〕(王鳳)上して骸骨を乞ふ。~曰く~、臣久しくむこと年、數(しばしば)出でて外に在り、曠(そさん)、此れ臣の三の當(まさ)にくべき(理由)なり。

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