書き留める(読み)カキトドメル

デジタル大辞泉 「書き留める」の意味・読み・例文・類語

かき‐とど・める【書き留める】

[動マ下一][文]かきとど・む[マ下二]のちのちのために書いて残しておく。「議事録に―・める」
[類語]める控える書き付ける記録録する

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「書き留める」の意味・読み・例文・類語

かき‐とど・める【書留】

  1. 〘 他動詞 マ行下一段活用 〙
    [ 文語形 ]かきとど・む 〘 他動詞 マ行下二段活用 〙
  2. 後に残すために、書いておく。書き残す。書きとめる。
    1. [初出の実例]「なつかしき声々の絵にもかきとどめ難からんこそ口惜しけれ」(出典:源氏物語(1001‐14頃)初音)
    2. 「御随身近友が自讚とて、七箇条書とどめたる事あり」(出典:徒然草(1331頃)二三八)
  3. 書き終える。文章などをそこで終える。書きとめる。〔日葡辞書(1603‐04)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android