デジタル大辞泉
「書留める」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
Sponserd by 
かき‐と・める【書留】
- 〘 他動詞 マ行下一段活用 〙
[ 文語形 ]かきと・む 〘 他動詞 マ行下二段活用 〙 - ① =かきとどめる(書留)①
- [初出の実例]「誰(たれ)か世にながらへて見んかきとめし跡は消えせぬ形見なれども〈紫式部〉」(出典:新古今和歌集(1205)哀傷・八一七)
- 「漢土は〈略〉何事をも書留(カキトメ)て置て、昔の事もくはしくわかる故」(出典:文明開化(1873‐74)〈加藤祐一〉二)
- ② =かきとどめる(書留)②
- [初出の実例]「余所の見る目も いかならん、とかきとめ、一首の歌をかくなん」(出典:仮名草子・恨の介(1609‐17頃)下)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
Sponserd by 