書留める(読み)カキトメル

精選版 日本国語大辞典 「書留める」の意味・読み・例文・類語

かき‐と・める【書留】

  1. 〘 他動詞 マ行下一段活用 〙
    [ 文語形 ]かきと・む 〘 他動詞 マ行下二段活用 〙
  2. かきとどめる(書留)
    1. [初出の実例]「誰(たれ)か世にながらへて見んかきとめし跡は消えせぬ形見なれども〈紫式部〉」(出典新古今和歌集(1205)哀傷・八一七)
    2. 「漢土は〈略〉何事をも書留(カキトメ)て置て、昔の事もくはしくわかる故」(出典:文明開化(1873‐74)〈加藤祐一〉二)
  3. かきとどめる(書留)
    1. [初出の実例]「余所の見る目も いかならん、とかきとめ、一首の歌をかくなん」(出典:仮名草子・恨の介(1609‐17頃)下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

[生]1936.2.20. 千葉,臼井プロ野球選手,監督。佐倉第一高等学校から立教大学を経て,1958年に東京読売巨人軍(読売ジャイアンツ)に入団。右投げ右打ちの強打の三塁手として,入団 1年目に本塁...

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