書加える(読み)カキクワエル

デジタル大辞泉 「書加える」の意味・読み・例文・類語

かき‐くわ・える〔‐くはへる〕【書(き)加える】

[動ア下一][文]かきくは・ふ[ハ下二]すでにある文章文字や絵にさらに書き足す。「補足的な説明を―・える」
[類語]書き添える追記付記追録付載加筆書き足す筆を加える

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「書加える」の意味・読み・例文・類語

かき‐くわ・える‥くはへる【書加】

  1. 〘 他動詞 ア行下一(ハ下一) 〙
    [ 文語形 ]かきくは・ふ 〘 他動詞 ハ行下二段活用 〙 ( 室町時代頃からヤ行にも活用した )
  2. 後からさらに補って書く。書き足す。書き添える。
    1. [初出の実例]「院源僧都、きのふ書かせ給ひし御願書に、いみじきことどもかきくはへて」(出典:類従本紫式部日記(1010頃か)寛弘五年九月一一日)
  3. ( 比喩的に用いて ) あるものを数に入れる。他のものの数に加える。〔日葡辞書(1603‐04)〕

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