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曹知白 そうちはくCao Zhi-bai

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

曹知白
そうちはく
Cao Zhi-bai

[生]咸淳8(1272)
[没]至正15(1355)
中国,元の文人画家。華亭 (江蘇省) の人。字は又元,別字は貞素,号は雲西。一時官途についたが,水利の専門家として灌漑事業などにより巨富を築き,豪奢な生活と文人画家らのパトロンとして数々の逸話を残した。山水画を得意とし,その「平遠」山水は李成郭煕の流れをくむ元代の李郭派山水画様式の典型ともいえる。代表作『群山雪霽図』 (台北,故宮博物院) ,『幽亭秀木図』 (ギメ美術館) 。

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百科事典マイペディアの解説

曹知白【そうちはく】

中国,元代の文人画家。字は又元,貞素。雲西と号す。北宋李成郭煕(かくき)の画風をくんで山水を描いた。北宋の馮覲(ふうきん)にならったとも伝える。作品《群峰雪霽図》。

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世界大百科事典内の曹知白の言及

【山水画】より

… 続く元の時代は,その意味で,自己の伝統を伝統として自覚し再把握すべき時期であった。300年以上も前の五代・北宋初の画家董源,巨然に範を求め,山水表現と造形素材それ自体のもつ効果とを拮抗させて作りだす美的可能性をある極限にまで高めた元末四大家,黄公望,呉鎮,倪瓚(げいさん),王蒙や,百数十年にわたる南宋・金対立時代を飛びこえて北宋の李成,郭熙らの達成した精緻な空間表現に回帰しようと試みた,曹知白(1272‐1355),朱徳潤ら元代李・郭派に属する画家たちはもちろん,南宋画院の流れをくむ画家たちにとってもそれは同様である。いやむしろ,元代からさらに明代中期までは,北宋華北山水画から南宋院体画風をも含めたより幅広い伝統によった,元の四大家以外の系統の画家たちの方が山水画壇の中でより大きな位置を占める一方,明代も中期以後になって,元の四大家につながる画家たちが勢力を増してくる。…

※「曹知白」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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