20世紀日本人名事典 「月岡耕漁」の解説 月岡 耕漁ツキオカ コウギョ 明治・大正期の日本画家 生年明治2年3月7日(1869年) 没年昭和2(1927)年2月25日 出生地東京・日本橋馬喰町 旧姓(旧名)羽生 経歴12歳の時宮内林谷に絵を学び、また東京府画学伝習所に入り、結城正明に師事。のち月岡芳年、尾形月耕、松本楓湖らに教えを受け、傍ら有職故実を研究。明治43年義父月岡芳年のあとを継ぎ、月岡姓を名乗る。能楽絵(木版)をよくし、「能楽図絵」「能楽百番」「能楽二百五十番」「能画百趣」「狂言五十番」などを制作。肉筆でも人物、花鳥を得意とし、日本美術協会、帝国絵画協会、日月会などに会員として参加。41年文展に「庄内黒川能」を出品している。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「月岡耕漁」の解説 月岡耕漁 つきおか-こうぎょ 1869-1927 明治-大正時代の日本画家。明治2年3月7日生まれ。結城(ゆうき)正明,義父の月岡芳年(よしとし),尾形月耕,松本楓湖(ふうこ)らにまなぶ。「能楽図絵」「能画百趣」など木版の能楽絵を得意とした。日本美術協会,日月会などにくわわり活躍。昭和2年2月25日死去。59歳。東京出身。旧姓は羽生,のち坂巻。別号に年久,湖畔。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by