日本歴史地名大系 「月峰院」の解説 月峰院げつぽういん 青森県:弘前市弘前城下西茂森町月峰院[現在地名]弘前市西茂森町一丁目西茂森(にししげもり)町禅林街三十三ヵ寺の一つ。宗徳(そうとく)寺を主座とする下寺のなかにある。天津(てんしん)院の東隣に位置。貴峰山と号し、曹洞宗。本尊は十一面観音。もと長勝(ちようしよう)寺末寺。開山は学翁保文。開基は不詳。長勝寺並寺院開山世代調(長勝寺蔵)によれば、沖館(おきだて)村(現南津軽郡平賀町)にあったとあり、開基を天正八年(一五八〇)とする。その後堀越(ほりこし)村へ引越し、また弘前城下へ移ったとある。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by