精選版 日本国語大辞典 「月華」の意味・読み・例文・類語 げっ‐か‥クヮ【月華・月花】 [ 1 ]① 月と花。花月。〔日葡辞書(1603‐04)〕② 月の光。月光。[初出の実例]「丹竈に道成りて仙室静かなり 山中の景色は月華低れり〈菅原文時〉」(出典:和漢朗詠集(1018頃)下)[その他の文献]〔張若虚‐春江花月夜〕③ 月経。[初出の実例]「婦人の月華は卵子の卵巣を辞する時の現象にして毎月に定まり」(出典:男女交際論(1886)〈福沢諭吉〉)[ 2 ] 「げっかもん(月華門)」の略。[初出の実例]「又被レ奏二宣命清書一、了経二月花・陰明等門一被レ向二八省一」(出典:小右記‐天元五年(982)五月三日) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「月華」の読み・字形・画数・意味 【月華】げつか(くわ) 月光。唐・張若虚〔春江花月夜〕詩 此の時相ひめども相ひ聞かず 願はくはを(お)うて、れて君を照らさん字通「月」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報