月蓬円見(読み)げっぽう えんけん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「月蓬円見」の解説

月蓬円見 げっぽう-えんけん

1295-1370 南北朝時代の僧。
永仁(えいにん)3年生まれ。曹洞宗(そうとうしゅう)宏智(わんし)派。京都東福寺の無為昭元(むい-しょうげん),鎌倉円覚寺の東明慧日(とうみょう-えにち)にまなび,慧日の法をつぐ。肥後(熊本県)寿勝寺,筑前(ちくぜん)(福岡県)聖福寺,京都建仁(けんにん)寺の住持をつとめた。応安3=建徳元年12月2日死去。76歳。相模(さがみ)(神奈川県)出身

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android