聖福寺(読み)ショウフクジ

百科事典マイペディアの解説

聖福寺【しょうふくじ】

福岡市にある臨済宗妙心寺派の寺。本尊観世音菩薩。鎌倉初期栄西(えいさい)が建立という。地の利から入宋前後の聖一(しょういち)国師蘭渓道隆(らんけいどうりゅう)など名僧の止宿寺であった。対明外交に活躍した住持が多かった。絹本着色大鑑禅師像(中国南宋時代)や梵鐘(1528年造)は重要文化財

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世界大百科事典 第2版の解説

しょうふくじ【聖福寺】

福岡市にある臨済宗妙心寺派の寺。山号は安国山。1195年(建久6)博多百堂(宋人の建立)の跡地に源頼朝を開基檀越(だんおつ),明庵栄西を開山として創建された(一説には1204年(元久1)創建)。鎌倉時代末には諸山南北朝時代の初めにはすでに十刹に列せられている。その後,度重なる戦乱および罹災により荒廃にしたが,1568年(永禄11)耳峰玄熊の入寺により諸堂の再興が行われた。87年(天正15)小早川隆景が当地に入部し,方丈をはじめとする諸伽藍の再興,怡土郡内300石の地を寺領として寄進するなど保護を加えた。

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大辞林 第三版の解説

しょうふくじ【聖福寺】

福岡市博多区御供所町にある臨済宗妙心寺派の寺。山号、安国山。1195年源頼朝の開基、栄西を開山とする。日本最初の禅寺。

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精選版 日本国語大辞典の解説

しょうふく‐じ シャウフク‥【聖福寺】

福岡市博多区御供所町にある臨済宗妙心寺派の寺。山号は安国山。建久六年(一一九五)宋から帰国した栄西の創建。日本最初の禅寺である。境内は国史跡。

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