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慧日 えにちHui-ri

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

慧日
えにち
(680―748)

中国、唐(とう)代の僧。浄土教慈愍(じみん)流の祖。慈愍三蔵(賜号)と尊称される。山東省の人。俗姓は辛(しん)氏。若いとき義浄(ぎじょう)帰唐後の活躍にあこがれ、23歳のとき海路でインドに向かう。前後18年を費やし、70余国を遍歴するが、陸路の帰唐に困難を極めた。ときにインド僧から浄土教を教えられ、719年長安に帰った。帰唐後、念仏、禅、戒律などすべての修行を修めて往生(おうじょう)を願うという浄土教(禅浄戒合行(ぜんじょうかいごうぎょう)思想)を主張し、実践した。慈愍流は宋(そう)代以降、浄土教の主流となった。著述に『浄土慈悲集』『般舟三昧讃(はんじゅざんまいさん)』『西方讃(さいほうさん)』『厭此娑婆浄土讃(おんししゃばじょうどさん)』がある。[柴田 泰]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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