有相無相(読み)ウソウムソウ

デジタル大辞泉 「有相無相」の意味・読み・例文・類語

うそう‐むそう〔ウサウムサウ〕【有相無相】

仏語。姿・形をもっている存在と、姿・形によって現出させられた存在の本性現象真理有象無象

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「有相無相」の意味・読み・例文・類語

うそう‐むそう ウサウムサウ【有相無相】

〘名〙 仏語。有相無相。すがた、形をもっている存在と、すがた、形によって特質づけられている存在自体、すなわち存在の本性。時として有想無想と混同し誤られる。有象無象。
日葡辞書(1603‐04)「Vsǒ(ウサウ) musǒ(ムサウ)」 〔十二門論

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