有財餓鬼(読み)ウザイガキ

デジタル大辞泉の解説

うざい‐がき【有財餓鬼】

飢えに苦しむ餓鬼の中で、物を食することのできる餓鬼。膿(うみ)・血などを食う小財餓鬼と、人の食い残しや、祭祀(さいし)などで捨てられた物を食う多財餓鬼とをいう。⇔無財餓鬼
財産を多く持ちながら、欲深い人。守銭奴。
「銀持ちながら一生遊山嫌ひの―」〈浮・子息気質・三〉
人をののしっていう語。がき。
「最前手並は見せ置いたに、性懲りもなき―」〈浄・蘆屋道満

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

うざいがき【有財餓鬼】

飢えてはいるが、一定の食物にありつける餓鬼。 ⇔ 無財餓鬼
財貨をたくさんもっていながら欲の深い人。 「其の心は貧僧より遥かに浅ましき-といふものなり/浮世草子・好色敗毒散」

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

関連語をあわせて調べる

今日のキーワード

刑事免責

刑事訴訟において,自己が刑事訴追を受けるおそれがあるとして証人が証言を拒否した場合に,証言義務を負わせることと引換えにその罪についての訴追の免除の特権 (免責特権) を裁判所が与えること。アメリカ合衆...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android