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服虔 ふくけんFú Qián

世界大百科事典 第2版の解説

ふくけん【服虔 Fú Qián】

中国,後漢の学者。生没年不詳。字は子慎。河南の出身。清貧のなかで志を立てて大学に学び,論説の卓抜さを称された。孝廉に挙げられ,累遷して霊帝の中平(184‐189)末年に,官は九江太守に至った。古文学者として知られ,《左伝》によって,今文学者の何休(かきゆう)に反論して《春秋漢議駁》を著した。また旅宿で偶然知り合った鄭玄(じようげん)から,書きかけの草稿を与えられたというエピソードのある《春秋左氏伝解誼》など,多くの著述を残した。

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世界大百科事典内の服虔の言及

【反切】より

…右肩の数字は声調で1は平声,4は入声である)のごとく,音tu1を示す。反切の起源については,顔之推の《顔氏家訓》が漢末の孫炎(普通には魏の孫炎)の《爾雅音義》をそのはじめとしたことによって,唐代に武玄之《韻銓》や景審の慧琳《一切経音義》序に後漢の服虔(ふくけん)が反切を作ったという説がみえはするものの,清朝末に至るまで孫炎説が支配的であった。章炳麟(しようへいりん)が《国故論衡》(1910)巻上の〈音理論〉において,《漢書》地理志の広漢郡,遼東郡の注にみえる後漢の応劭(おうしよう)の反切を指摘するや,反切の起源は《漢書》に対する服虔,応劭の注にさかのぼると考えられるようになる。…

※「服虔」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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