日本歴史地名大系 「朔日市村」の解説
朔日市村
ついたちいちむら
- 愛媛県:西条市
- 朔日市村
東部を
風伯神社については、「三代実録」に「清和天皇貞観十七年三月二十九日壬子晦、授伊予国正六位上風伯神従五位下」とみえるのがこの社をさすといわれる。祭神は級長津彦命・志那津比売命。もとは海辺の村の守りとして風神を祀ったのを、一柳氏が西条陣屋を建設した際、鬼門除けとして現在地に移転した。
慶安元年伊予国知行高郷村数帳(一六四八)の新居郡の項に「朔日市村 日損所、小川有」とある。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報