望月市恵(読み)モチヅキ イチエ

20世紀日本人名事典 「望月市恵」の解説

望月 市恵
モチヅキ イチエ

昭和・平成期の独文学者 信州大学名誉教授



生年
明治34(1901)年1月25日

没年
平成3(1991)年9月8日

出身地
長野県南安曇郡穂高町

学歴〔年〕
東京帝大独文科〔大正14年〕卒

経歴
立教大学予科一高松山高校、昭和24年信州大学教授などを歴任し、多くの独文学を翻訳著書に「簡易ドイツ文法」、訳書マン「魔の山」「ブッテンブローク家の人びと」、リルケ「マルテの手記」、シュトルム「人形つかいのポーレ」、ゲーテ親和力」など数多くある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

関連語 学歴

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「望月市恵」の解説

望月市恵 もちづき-いちえ

1901-1991 昭和-平成時代のドイツ文学者。
明治34年1月25日生まれ。立大予科,一高,松山高,信州大の教授などを歴任。マンの「魔の山」,リルケの「マルテの手記」,ゲーテの「親和力」などを翻訳,紹介した。平成3年9月8日死去。90歳。長野県出身。東京帝大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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