望月桂軒(読み)もちづき けいけん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「望月桂軒」の解説

望月桂軒 もちづき-けいけん

1835-1908 明治時代の書家,茶人。
天保(てんぽう)6年生まれ。中島棕隠(そういん)の塾でまなぶ。藤田組にはいって広島にすみ,のち大阪,京都にうつる。茶は10代藪内紹智(やぶのうち-じょうち)の門人。古書画,刀剣の鑑定も得意とした。明治41年10月26日死去。74歳。丹波篠山(ささやま)(兵庫県)出身本姓岡村。名は允武。字(あざな)は子文。別号に紹及。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android