朝日子(読み)アサヒコ

デジタル大辞泉 「朝日子」の意味・読み・例文・類語

あさひ‐こ【朝日子】

《「こ」は親しみの意を表す接尾語朝日
「―がさすや岡辺松が枝のいつとも知らぬ恋もするかな」〈古今六帖・一〉

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精選版 日本国語大辞典 「朝日子」の意味・読み・例文・類語

あさひ‐こ【朝日子】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「こ」は親しみの意を表わす ) 朝日。朝の太陽
    1. [初出の実例]「いづこにか 駒を繋がむ 安佐比古(アサヒコ)が さすや岡辺の 玉笹の上に」(出典神楽歌(9C後)明星)
    2. 「灰のなかに母をひろへり朝日子(アサヒコ)ののぼるがなかに母をひろへり」(出典:赤光(1913)〈斎藤茂吉〉死にたまふ母)

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