朝日山城跡(読み)あさひやまじようあと

日本歴史地名大系 「朝日山城跡」の解説

朝日山城跡
あさひやまじようあと

[現在地名]金沢加賀朝日町

加越国境に近い丘陵上(標高約一八〇メートル)に位置。一本木城ともいい(三州地理志稿)松根まつね城跡北西約二・八キロにあたる。「石川県史」では空堀で区画された本丸・二の丸・三の丸の存在が指摘されている。現地調査の結果、これら三つの平坦面(郭)東西に連なることが確認された。うち最も西側の最高所に立地する郭(通称タケノクボ)が本丸跡と推定される。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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