朝日畑村(読み)あさひばたむら

日本歴史地名大系 「朝日畑村」の解説

朝日畑村
あさひばたむら

[現在地名]津幡町朝日畑

材木ざいもく川に注ぐ朝日畑川の右岸丘陵麓に位置。正保郷帳では高五一石余、田方一町四反余・畑方一町九反余。寛文一〇年(一六七〇)の村御印の草高六一石、免四ツ八歩、小物成は山役六三匁・野役二匁・綿役一匁(三箇国高物成帳)。寛政二年(一七九〇)の五歩引免の理由として、奥山谷間のため山抜け・岸崩れなどによる土不足、近年の疫病による人不足で手余り高は多いが、奥山のため他村への下作が困難であることをあげ、享和二年(一八〇二)にも前述のとおり百姓困窮至極として三年間二ツ三歩引免(「河北郡引免根帳」林文書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android