デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「朝比奈文淵」の解説 朝比奈文淵 あさひな-ぶんえん ?-1734 江戸時代中期の儒者。荻生徂徠(おぎゅう-そらい)にまなぶ。尾張(おわり)名古屋藩につかえ,享保(きょうほう)4年同門の木下蘭皐(らんこう)とともに朝鮮通信使と筆談し,書をたたえられた。蘭皐編の「客館璀粲(かっかんさいさん)集」はその詩文筆録をまとめたもの。5年右筆(ゆうひつ)となる。享保19年1月12日死去。姓は別に晁(ちょう)。字(あざな)は涵徳。通称は甚左衛門。号は玄洲,玉壺。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例