朝鮮蛤(読み)チョウセンハマグリ

デジタル大辞泉 「朝鮮蛤」の意味・読み・例文・類語

ちょうせん‐はまぐり〔テウセン‐〕【朝鮮×蛤】

マルスダレガイ科の二枚貝外洋の砂底にすむ。貝殻ハマグリに似るが、大形で厚く、より三角形に近い。殻を碁石白石材料に、肉を食用にする。鹿島灘以南に分布。ごいしはまぐり。

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精選版 日本国語大辞典 「朝鮮蛤」の意味・読み・例文・類語

ちょうせん‐はまぐりテウセン‥【朝鮮蛤】

  1. 〘 名詞 〙 マルスダレガイ科の二枚貝。房総半島以南の外洋に面した潮間帯下部から水深二〇メートルまでの砂底にすむ。「朝鮮」の名があるが、朝鮮半島には生息しない。殻長約一〇センチメートル。殻はややとがった三角形。ハマグリによく似ているが、殻は厚く、腹縁が直線的で、外洋にすむことで区別できる。殻は高級な碁石の白石の材とされる。肉はかたく、ハマグリより劣る。碁石貝。碁石はまぐり。〔物品識名拾遺(1825)〕

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動植物名よみかた辞典 普及版 「朝鮮蛤」の解説

朝鮮蛤 (チョウセンハマグリ)

学名Meretrix lamarcki
動物。マルスダレガイ科の二枚貝

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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