木内半古(読み)きうちはんこ

精選版 日本国語大辞典 「木内半古」の意味・読み・例文・類語

きうち‐はんこ【木内半古】

  1. 木工芸家。喜八の子。江戸生まれ。正倉院宝物整理に従い、木画法を研究木象嵌(ぞうがん)にすぐれた作品を残す。安政二~昭和八年(一八五五‐一九三三

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20世紀日本人名事典 「木内半古」の解説

木内 半古
キウチ ハンコ

明治・大正期の木工家



生年
安政2年(1855年)

没年
昭和8(1933)年8月4日

経歴
正倉院御物の修理模造従事細密な木画作品で知られた。木象眼を以って一家をなす。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「木内半古」の解説

木内半古 きうち-はんこ

1855-1933 明治-昭和時代前期の木工芸家。
安政2年生まれ。木内省古の父。木内喜八の養子。木象眼にすぐれ,明治26年から正倉院御物整理掛につとめ,奈良時代の木工芸の研究を通しておおくの優品を制作した。昭和8年8月4日死去。79歳。

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