木原適処(読み)きはら てきしょ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「木原適処」の解説

木原適処 きはら-てきしょ

1826-1901 幕末武士
文政9年生まれ。安芸(あき)(広島県)の農民の出で,勝海舟洋学をまなび,築地海軍所で軍艦運用術をおさめ,広島藩士に登用される。慶応3年(1867)農兵を募集して戊辰(ぼしん)戦争で新政府軍にくわわった神機隊を組織。明治17年私費で広島に英学校を設立した。明治34年12月7日死去。76歳。通称は秀三郎。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android