木材流送(読み)もくざいりゅうそう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「木材流送」の意味・わかりやすい解説

木材流送
もくざいりゅうそう

川の流れを利用して木材を搬出すること。奥山で伐採された木材は谷川を管流しされ,中途で集められて筏に組まれ,さらに下るに従って何回も大きな筏に組替えられて,下流の木材集積地まで流送された。上流の小型の筏を山筏,下流の大型の筏を里筏,筏を組む地点を筏場という。筏師は1日行程の区間で,順次乗継いでいった。古来行われてきた方法で,かつては木材の主要な運搬方法であったが,ダムの建設や道路網の発達などにより衰退した。

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