デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「木村権之衛門」の解説 木村権之衛門 きむら-ごんのえもん 1824-1863 幕末の武士。文政7年生まれ。常陸(ひたち)水戸藩士。安政の初めから尊攘(そんじょう)派として活動。井伊直弼(なおすけ)の暗殺計画に参加し,江戸で鹿児島藩有志との連絡にあたる。安政7年3月3日の襲撃(桜田門外の変)には直接参加せず逃亡をつづけ,のち帰藩した。文久3年3月26日死去。40歳。名は聿(いつ)。変名は里見孝助。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例