デジタル大辞泉 「木津屋橋通り」の意味・読み・例文・類語 きづやばし‐どおり〔‐どほり〕【木津屋橋通り】 京都市街地を東西に走る道路の呼び名。京都駅前の塩小路通り北側の小路。東の東洞院通りから京都タワーの裏側を通り、西の御前通りに至る。全長約2キロ。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
日本歴史地名大系 「木津屋橋通り」の解説 木津屋橋通きづやばしどおり 京都市:下京区木津屋橋通七条通(旧七条大路)と三哲(さんてつ)通(旧八条坊門小路)の間を東西に貫通、平安京開設時に開かれた塩小路にほぼ該当。「坊目誌」には「東は西洞院に起り、西は大宮に至る。(中略)文明以来荒廃し、慶長中再開する所なり。街名起原詳ならず。又生酢屋橋に作る」とある。「京雀」に「塩小路通」として「此筋の東には町家なし田畠のみあり」と記されるように、西洞院通以東は明治維新を迎えるまで東塩小路村であった。また名称については、先掲「坊目誌」に不詳とあるが、宝暦一二年(一七六二)刊「京町鑑」は「生酢屋橋通」として「此通は則八条坊門通也、此通に酢を商ふ家ありしゆへに今生酢屋橋通と云」と記される。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報