木生羊歯類(読み)もくせいシダるい

最新 地学事典 「木生羊歯類」の解説

もくせいシダるい
木生羊歯類

tree ferns

シダ類のうち木生の生活型をもつものの総称。特定の分類群を指すものではないが,現生種ではヘゴ科(タカワラビ科を含む)のものを指すことが多い。シダ類は二次木部をつくらないので,幹に当たるものは直立した根茎。石炭紀のPsaroniusは,現生のリュウビンタイ科に近い真嚢シダ類。北半球の白亜紀に特有のTempskyaは,多数の細い根茎を不定根がくるんで直立し,擬茎と呼ばれる,現在ではみられない直立茎をつくる。ヘゴ科はジュラ紀に現れ,現在最大の属ヘゴ属は古第三紀以降に出現したらしい。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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