未聞(読み)ミモン

デジタル大辞泉 「未聞」の意味・読み・例文・類語

み‐もん【未聞】

まだ聞いたことがないこと。「前代未聞
「―のふるまいである」〈中勘助・鳥の物語

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「未聞」の意味・読み・例文・類語

み‐もん【未聞】

  1. 〘 名詞 〙 まだ聞かないこと。今までに聞いたことがないこと。
    1. [初出の実例]「如此令帳行悪行狼籍之条、希代未聞之珍事」(出典:東寺百合文書‐は・建武元年(1334)月日・若狭太良荘雑掌申状并悪党人贓物注文案)
    2. 「なき跡まで名を残せし太夫、前代未聞(ミモン)の遊女也」(出典浮世草子・好色一代男(1682)五)
    3. [その他の文献]〔新論‐知人〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「未聞」の読み・字形・画数・意味

【未聞】みぶん

まだ聞き知らぬ。

字通「未」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android