末延道成(読み)スエノブ ミチナリ

新訂 政治家人名事典 明治~昭和 「末延道成」の解説

末延 道成
スエノブ ミチナリ


肩書
貴院議員(勅選),東京海上火災保険会長

生年月日
安政2年10月19日(1855年)

出身地
土佐国香美郡夜須村(高知県)

学歴
東京大学法科〔明治12年〕卒

経歴
留学後三菱汽船会社入社、支配人、明治18年日本郵船となり副支配人、21年海外巡遊。24年明治生命保険、明治火災保険各取締役、30年東京海上火災取締役会長となり29年間務めた。他に山陽鉄道取締役、北越鉄道、東武鉄道、豊川鉄道各社長、北樺太石油、北樺太鉱業などの重役も務めた。26年法典調査会委員、30年東京商業会議所議員、大正5年勅選貴院議員。

受賞
勲四等

没年月日
昭和7年5月24日

出典 日外アソシエーツ「新訂 政治家人名事典 明治~昭和」(2003年刊)新訂 政治家人名事典 明治~昭和について 情報

20世紀日本人名事典 「末延道成」の解説

末延 道成
スエノブ ミチナリ

明治・大正期の実業家 貴院議員(勅選);東京海上火災保険会長。



生年
安政2年10月19日(1855年)

没年
昭和7(1932)年5月24日

出身地
土佐国香美郡夜須村(高知県)

学歴〔年〕
東京大学法科〔明治12年〕卒

主な受賞名〔年〕
勲四等

経歴
留学後三菱汽船会社入社、支配人、明治18年日本郵船となり副支配人、21年海外巡遊。24年明治生命保険、明治火災保険各取締役、30年東京海上火災取締役会長となり29年間務めた。他に山陽鉄道取締役、北越鉄道、東武鉄道、豊川鉄道各社長、北樺太石油、北樺太鉱業などの重役も務めた。26年法典調査会委員、30年東京商業会議所議員、大正5年勅選貴院議員。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「末延道成」の解説

末延道成 すえのぶ-みちなり

1855-1932 明治-昭和時代前期の経営者
安政2年10月19日生まれ。岩崎弥太郎にみとめられて,郵便汽船三菱にはいる。明治18年合併により日本郵船の取締役。のち明治生命,明治火災の取締役をへて,30年東京海上保険(現東京海上火災)会長。貴族院議員。昭和7年5月24日死去。78歳。土佐(高知県)出身。東京大学卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「末延道成」の解説

末延 道成 (すえのぶ みちなり)

生年月日:1855年10月19日
明治時代;大正時代の実業家。東京海上会長;貴族院議員
1932年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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