末木(読み)ウラキ

デジタル大辞泉 「末木」の意味・読み・例文・類語

うら‐き【末木】

樹木の先のほう。こずえ。⇔本木もとき
「然るところその伽羅きゃら本木もときと―との二つありて」〈鴎外・興津弥五右衛門の遺書

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精選版 日本国語大辞典 「末木」の意味・読み・例文・類語

うら‐き【末木】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「うら」は「すえ」の意 ) 樹木の先の方。こずえ。⇔本木(もとき)
    1. [初出の実例]「元木に勝(まさ)るうら木なし。これ、誰袖を早く爰(ここ)へ呼んでくりやれ」(出典歌舞伎好色芝紀島物語(1869)序幕)

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動植物名よみかた辞典 普及版 「末木」の解説

末木 (マキ)

植物。杉・檜などの古名または高野槇犬槇羅漢槇別称

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

デジタル大辞泉プラス 「末木」の解説

末木

愛知県一宮市にある料亭。1919年創業。

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