本大村(読み)もとのおおむら

日本歴史地名大系 「本大村」の解説

本大村
もとのおおむら

[現在地名]豊中町本山乙もとやまおつ観音寺かんおんじ本大町もとだいちよう

財田さいた川とみや川の合流点付近、上高野かみだかの村の西にある。寛永国絵図に「本山大村」とみえ、上大野かみおおの・下大野(現山本町)寺家六坪じけろくのつぼ岡本おかもととともに本山郷(高二千四五七石余)に所属。寛永一七年(一六四〇)の生駒領高覚帳では寺家じけ岡本二村を含み本山ノ郷として二千三八三石余、うち新田七九石余(本山大明神領六石六斗・本山持宝院領一石五斗余などを含む)。同一八年の本山大村の小物成は綿七九匁(山崎領小物成帳)。寛文四年(一六六四)の丸亀藩高辻帳では五七五石余。「西讃府志」によれば村の広さは東西一〇町・南北二一町。高五六八石余、反別は六九町余、うち畑一四町八反余・屋敷三町七反余。


本大村
もとのおおむら

[現在地名]観音寺本大町もとだいちよう三豊みとよ豊中町本乙山とよなかちようもとおつやま

本大村(豊中町)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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