本燈籠町(読み)ほんとうろうちよう

日本歴史地名大系 「本燈籠町」の解説

本燈籠町
ほんとうろうちよう

下京区松原通東洞院東入

東西に通る松原通(旧五条大路)を挟む両側町。

平安京の条坊では、左京五条四坊二保四町南側と六条四坊一保一町北側の地。

「本朝世紀」康和五年(一一〇三)一月一六日条に、「今夜子剋、女御有御産事皇子、五条北、高倉西、右少弁頭顕隆朝臣宅也」とあり、院政期に葉室顕隆の邸宅があったことがわかる。葉室顕隆は寛治元年(一〇八七)白河院の院蔵人・左兵衛尉となり、以後、院の近臣として勢力をもち、毎夜御座所に伺候して言上することはすべて聞届けられたので夜の関白と称された。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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