日本歴史地名大系 「燈籠町」の解説
燈籠町
とうろうちよう
南北に通る
平安京の条坊では町の西側が左京五条三坊三保一三町東、東側は同四坊二保四町の西にあたる。平安時代中期以降は五条東洞院の北。「山槐記」仁安二年(一一六七)二月一一日条に「入五条殿
「祇園社記」の嘉慶二年(一三八八)「祇園社御燈所京都敷地事」にはその一つとして、「高辻東洞院南東頬 弐丈五尺」の地があげられ、当町の一部が同社の御灯料所であったことが知れる。その他にも祇園社の散在敷地があり、同じ嘉慶二年の「祇園社領洛中散在敷下地事」に「高辻東洞院与五条間
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報