本紺屋町・新紺屋町(読み)ほんこんやちよう・しんこんやちよう

日本歴史地名大系 「本紺屋町・新紺屋町」の解説

本紺屋町・新紺屋町
ほんこんやちよう・しんこんやちよう

[現在地名]館林市仲町なかまち本町ほんちよう二丁目

日光脇往還から西に分れる道沿いにあり、南は谷越やごえ町、西は目車めぐるま町。古くからの東部紺屋町、のちに発達したその西部を新紺屋町と称し、紺屋町は本紺屋町とよばれるようになったらしい。染色業者の居住地。両町の境に堀へつながる用水路があり、橋が架かる。延宝二年(一六七四)の城下町図に本紺屋町・新紺屋町の名称がある。「館林記」には、紺屋町は萱葺家五九、男一〇五・女一一〇、馬一五、新紺屋町は萱葺家三六、男五六・女五三、馬五とある。また宝永七年(一七一〇)頃の編纂と推定される万聞書(山田文書)には本紺屋町五六軒、うち寺三軒、新紺屋町五〇軒、うち山伏一軒とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む