新撰 芸能人物事典 明治~平成 「本間整」の解説
本間 整
ホンマ ヒトシ
- 職業
- 俳優 演出家
- 専門
- ひとり語り
- 生年月日
- 昭和4年 7月26日
- 出生地
- 新潟県 両津市(佐渡島)
- 学歴
- 佐渡中卒
- 経歴
- 両津市の呉服商の家に生まれ、小学2年の時に東京に移住。中学卒業後、新協劇団研究所に入所、俳優を経て、スタッフとなる。昭和60年第1回全日本子どものための舞台芸術大祭典の運営のため佐渡に渡った時、絶滅の危機にあるトキを守る地元の人の話に感動。61年知人の演出家・熊井宏之と再訪し、ひとり語り「トキが滅びるとき」の台本を製作。それを機に約30年ぶりに俳優にもどり、62年同市で初演、以来全国で公演。平成2年北海道女満別町に移住、女満別実験村を開き、市民劇団・風の子を指導する傍ら、ひとり語りを続けた。9年1000回突破を記念。11年ひとり語りの2作目「森から来た魚」を上演。13年脳こうそくのため公演中に倒れたが、リハビリにより回復、再び舞台に立った。
- 受賞
- 全児演賞(第1回)
- 没年月日
- 平成19年 10月 (2007年)
- 家族
- 妻=本間 文子(染織作家)
出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報