コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

佐渡島 さどしま

8件 の用語解説(佐渡島の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

佐渡島
さどしま

新潟県西部,本土から最短距離で約 35km離れた日本海にある島。面積 855.31km2,周囲 227km。地形的に大佐渡山地(壮年期)と小佐渡丘陵(老年期),その間に国府川とその支流によってできた沖積地の国中平野の三つに分かれる

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉の解説

さど‐が‐しま【佐渡島】

新潟県に属する、日本海最大の島。尖閣(せんかく)湾・外海府(そとかいふ)海岸など観光地が多い。順徳天皇日蓮世阿弥などの流刑地。慶長6年(1601)相川金山が開発された。民謡「佐渡おけさ」の地。面積約857平方キロメートル

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

百科事典マイペディアの解説

佐渡島【さどがしま】

新潟県の西方約30kmの日本海上にある島。面積854.76km2。新潟県佐渡市からなる。かつての佐渡国で,現在の真野に国府と国分寺があった。中世以降の流刑地,佐渡金山所在地として有名。
→関連項目越後国直江津新潟[県]両津[市]

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

日本の企業がわかる事典2014-2015の解説

佐渡島

正式社名「株式会社佐渡島」。英文社名「Sadoshima Corporation」。卸売業。明治9年(1876)「佐渡島伊兵衛商店」創業。昭和12年(1937)「株式会社佐渡島英禄商店」設立。同46年(1971)現在の社名に変更。本社は大阪市中央区島之内淀川製鋼所系の鉄鋼・非鉄金属・建材商社。淀川製鋼所の鉄鋼商品・建材商品を販売。屋根材など自社オリジナル商品の製造・販売も手がける。

出典|講談社
(C)Kodansha 2011.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版の解説

さどがしま【佐渡島】

〈さどしま〉とも読む。新潟県の日本海上にある日本第2の島。周囲227km,面積857km2。行政上は両津市ほか佐渡郡の7町2村からなり,人口7万4949(1995)。島の面積は県全体の約7%を占めるが,人口は4%弱にすぎず,全体として過疎化が進んでいる。両津市および相川,佐和田の両町に官庁の出先機関が集中している。島の地形は,北東から南西に走る北部の大佐渡山地と南部の小佐渡丘陵(山地),および中央部の国中平野からなる。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

大辞林 第三版の解説

さどがしま【佐渡島】

新潟県に属し、新潟市の北西海上にある日本海最大の島。面積857平方キロメートル。古くからの流刑地。江戸時代は幕府の直轄領で、佐渡金山で繁栄。史跡・景勝に富む観光地。佐渡。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本の地名がわかる事典の解説

〔新潟県〕佐渡島(さどがしま)


新潟県北部、日本海に浮かぶ島。新潟港の北西約44kmにある。面積853.8km2で沖縄島に次ぐ。全島で佐渡市1市を構成する。北部に標高1172mの金北(きんぽく)山を主峰とする大佐渡山地、南部に標高400~600mの小佐渡丘陵が連なる。その間に国中(くになか)平野が広がり、北東側には両津(りょう)湾、南西側に真野(まの)湾がある。海岸には海食台が発達。平野での稲作と沿岸漁業が盛ん。古代国郡制では佐渡として国府・国分寺がおかれた。中世には順徳(じゅんとく)天皇や日蓮(にちれん)上人などの流刑地となった。江戸時代には幕府直轄地で、佐渡金山を中心に繁栄。海食地形の外海府(そとかいふ)海岸、佐渡金山跡や順徳天皇ゆかりの史跡など観光名所が多い。佐渡弥彦米山(やひこよねやま)国定公園の中心地。毎年4月に佐渡島祭が行われる

出典|講談社 この辞書の凡例を見る
(C)Kodansha.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

佐渡島
さどがしま

新潟県の日本海上に浮かぶ日本最大の島。越後(えちご)(新潟県本土)から佐渡海峡を隔てて35キロメートル、周囲264.2キロメートル、面積854.30平方キロメートル、1島1市で全島域が佐渡市である。新潟港の新万代島(ばんだいじま)ターミナルから佐渡汽船の定期航路があり、両津(りょうつ)港までジェットフォイル(高速水中翼船)で1時間、3000トン級のフェリーボートで2時間20分で達する。新潟空港から航空路も開け25分で行ける。そのほか直江津(なおえつ)港―小木(おぎ)港、寺泊(てらどまり)港―赤泊港にもフェリーボートが通じている。島内の人口は明治初期以来12万人前後で自然調整されるのが特色であったが、第二次世界大戦後から急激な過疎化現象が目だち、2009年(平成22)現在は6万5055人に減っている。[山崎久雄]

地形

島の地形は、本県の第三紀丘陵列の最前線をなす北の大佐渡山地と、南の小佐渡山地(小佐渡丘陵)に挟まれた陥没地溝帯の国中(くになか)平野からなり、ゆがんだH字型をなしている。山体は秩父中・古生層を抜いた石英粗面岩質安山岩類からなり、壮年期侵食を受けて島と思えない雄大な山容を呈している。最高峰は大佐渡山地の金北(きんぽく)山(1172メートル)で、山麓(さんろく)は洪積世(更新世)の小地盤運動を受け、標式的な海食段丘を形成している。北東の湾入を両津湾、南西の湾入を真野(まの)湾とよんで、地溝帯の国中平野は国府川が潤す。島の景勝地はこの海岸段丘群の海食による海岸景が主体で、その大部分は佐渡弥彦米山(やひこよねやま)国定公園地区に指定されている。両津湾岸の加茂(かも)湖は砂州によってふさがれた海跡湖である。冬季の北西季節風の発達で雪は両津湾岸に多いが、南西端の小木半島ではツバキや竹林、ビワの育つ暖地性気候をなす。相川(あいかわ)の年平均気温は13.9℃、年降水量は1506ミリメートル(1981~2010)。[山崎久雄]

歴史

佐渡に人が住み着くようになったのは、小佐渡山地南西の小木半島からだといわれているが、遺跡もそれを証明するように、小佐渡山地南西の洪積台地や国中平野の台地べりに多い。弥生(やよい)時代には山麓扇状地面に進出して米作りも始められたらしく、国府川べりの金井(かない)には千種(ちぐさ)住居遺跡も残る。島は古くから大八洲(おおやしま)の一つに数えられ、大化改新後の702年(大宝2)には「佐渡国」として独立し、721年(養老5)には雑太(さわた)・賀茂(かも)・羽茂(はもち)の3郡に分かれて22郷(ごう)からなり、真野湾岸に国府、国分寺も置かれていた。また、724年(神亀1)には遠流(おんる)の島に定められ、承久(じょうきゅう)の乱(1221)の順徳(じゅんとく)上皇をはじめとして、1271年(文永8)の日蓮(にちれん)、1298年(永仁6)の京極為兼(きょうごくためかね)、1434年(永享6)の観世元清(かんぜもときよ)(世阿弥(ぜあみ))など著名人が流され、その遺跡は佐渡観光史跡の中心をなしている。しかし、佐渡が全国的に有名になったのは、近世初期の1601年(慶長6)に佐渡金山が開発され、江戸幕府の金蔵(かなぐら)と称せられて直轄領となり、相川に佐渡奉行(ぶぎょう)が置かれて「黄金の島」として栄えてからであった。明治維新後に佐渡県、廃藩置県後は相川県となったが、1876年(明治9)新潟県に合併され、佐渡は1島1郡(佐渡郡)となる。2004年(平成16)、両津市、相川町、佐和田(さわた)町、金井町、新穂(にいぼ)村、畑野(はたの)町、真野町、小木町、羽茂町、赤泊村の10市町村が合併し佐渡市となった。この佐渡市の誕生により、佐渡島は全域が佐渡市となり、佐渡郡はなくなった。[山崎久雄]

産業

古くから佐渡を代表する産業は相川の金山で、その全盛期の元和(げんな)~寛永(かんえい)年間(1615~1644)には「昼千貫(がん)、夜千貫」と形容された金銀の産出があった。当時相川鉱山町の人口はいまの全島の人口を超える10万余を数えたといい、島の住民はなんらかの形で鉱山に関連して生きてきた。しかし、鉱山町の盛衰は激しく、金山遺跡は佐渡観光の名所にかわっている。島本来の主産物は国中平野を中心とする稲作と沿岸漁業で、年間4万トンを産する佐渡米はその半分が移出され、島民の主産業になっている。また、長い海岸線と好漁場に恵まれて、沿岸漁業は県下の三大漁場の一つで、年間水揚高は2万8758トンと県漁獲高の24%(2007)を占めているが、純漁村は少ない。おもな水産物はイカ類、ブリ、スケトウダラを中心に、加茂湖のカキ養殖、真野湾のマダイ・雑魚(ざこ)の養殖、両津湾岸のワカメ養殖など、栽培漁業にかわりつつある。小佐渡海岸の佐渡みそ、おけさ柿(がき)、竹細工品や相川の無名異(むみょうい)焼などの特産も多い。[山崎久雄]

観光・文化

佐渡は「おけさの島」の名のもとに、年間80万人の観光客を集めている観光の島である。島の観光は中世以来の古い流人文化史跡と、近世の鉱山遺跡に、島特有の段丘地形による海岸景勝地の組合せからなっている。流人文化遺跡は小佐渡山地麓や国中平野に多く、両津港の佐渡汽船ターミナルから小佐渡回り、本線回りの定期バスの便があり、真野の順徳上皇の真野御陵、真野宮、妙宣(みょうせん)寺、新穂(にいぼ)の根本(こんぽん)寺、佐和田の妙照(みょうしょう)寺などの日蓮遺跡が中心をなす。鉱山遺跡は相川が中心で、本線経由の直通バスがある。海岸景勝地巡りは大佐渡山地の外海府(そとかいふ)海岸(国指定名勝)、小木海岸(国指定天然記念物・名勝)が中心で、バスターミナルから定期観光バスが出ている。島の展望台は金井地区の北新保(しんぼ)から相川に通ずる大佐渡スカイラインと、ドンデン山大佐渡ロッジにあって全島の眺めがすばらしく、定期観光バスの便もある。毎年4月に行われる「佐渡島祭」には、鬼太鼓(おんでいこ)、春駒(はるこま)、佐渡おけさ、相川音頭、両津甚句(じんく)などの郷土芸能が披露され、相川、小木、両津などでは常設の芸能館でも観覧できる。また、文化施設には、両津文化会館、本間(ほんま)家能舞台、佐和田の佐渡博物館、相川の佐渡会館、相川郷土博物館、小木の佐渡国小木民俗博物館などがある。なお、日本では新穂にだけ生息していた国際保護鳥トキは、1981年(昭和56)すべて捕獲され、トキ保護センター(現佐渡トキ保護センター)で飼育されてきた。しかし、2003年(平成15)10月に日本産トキの最後の1羽が死亡し、日本のトキは絶滅した。なお、同センターでは人工繁殖も試みられており、中国産つがいによるヒナが1999年5月に誕生、国内初の成功例となった。[山崎久雄]
『佐渡教育研究会編『概観佐渡』(1964・金井町同書刊行委員会) ▽九学会連合編『佐渡 自然・文化・社会』(1963・平凡社) ▽佐渡地理研究会編『佐渡誌 島の風土とくらし』(1976・佐渡刊行会) ▽本間国敬著『佐渡郷土辞典』(1950・芸苑社)』

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内の佐渡島の言及

【境】より

…堺とも書く。あらゆる事物や空間を区切るさまざまな仕切り(境界)。歴史上,境は原始社会から現代に至るまで,小は家と家の境,耕地と耕地の境などから,大は国郡などの行政区分上の境や国境まで普遍的に存在する。 日本の古代では,山や川などの天然・自然の境界物が基本的な境とされていた。《出雲国風土記》に登場する国堺・郡堺の記載50例(重複を含む)をみると,山が15例,水源1例,川が10例であり,さらに埼3例,浜1例,江1例を加えれば,国郡の堺の7割が自然の境界だった。…

【佐渡島】より

…〈さどしま〉とも読む。新潟県の日本海上にある日本第2の島。周囲227km,面積857km2。行政上は両津市ほか佐渡郡の7町2村からなり,人口7万4949(1995)。島の面積は県全体の約7%を占めるが,人口は4%弱にすぎず,全体として過疎化が進んでいる。両津市および相川,佐和田の両町に官庁の出先機関が集中している。島の地形は,北東から南西に走る北部の大佐渡山地と南部の小佐渡丘陵(山地),および中央部の国中平野からなる。…

※「佐渡島」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

佐渡島の関連キーワード目に浮かぶ荒川峡胸に浮かぶ新潟港マリンピア日本海新潟県新潟市中央区旭町通新潟県岩船郡粟島浦村新潟県新潟市北区かぶとやま新潟県北蒲原郡聖籠町新潟県新潟市中央区西船見町

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone

佐渡島の関連情報