札前遺跡(読み)さつまえいせき

日本歴史地名大系 「札前遺跡」の解説

札前遺跡
さつまえいせき

[現在地名]松前郡松前町字札前

松前市街の北西約七キロ、標高約二三メートルの海岸段丘上にあり、日本海に面している。縄文時代前期の遺物のほか擦文時代が主体の遺跡。昭和五九年(一九八四)から平成二年(一九九〇)までに三回発掘調査され、三八軒の住居跡のほか精錬跡、大量の擦文式土器土師器須恵器、鉄製品、コメ、オオムギコムギの炭化種子などが出土している。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

1 食肉目クマ科の哺乳類の総称。全般に大形で、がっしりした体格をし、足の裏をかかとまで地面につけて歩く。ヨーロッパ・アジア・北アメリカおよび南アメリカ北部に分布し、ホッキョクグマ・マレーグマなど7種が...

熊の用語解説を読む