朱銘(読み)しゅめい

精選版 日本国語大辞典 「朱銘」の意味・読み・例文・類語

しゅ‐めい【朱銘】

〘名〙 本阿彌家で、無銘の刀を鑑定して、作者名を刀身に朱で書いたこと。また、その銘。あるいは、その刀。製作当初より無銘の生茎無銘(うぶなかごむめい)には朱銘を、のちに刀身を切り詰めてなった磨上(すりあ)げ無銘のものには象嵌銘を入れる。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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