朽索(読み)キュウサク

デジタル大辞泉 「朽索」の意味・読み・例文・類語

きゅう‐さく〔キウ‐〕【朽索】

くさった縄や綱。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「朽索」の意味・読み・例文・類語

きゅう‐さくキウ‥【朽索】

  1. 〘 名詞 〙 古くなってくさったなわ。
    1. [初出の実例]「懼朽索於奔駕」(出典本朝文粋(1060頃)一三・朱雀院平賊後被修法会願文〈大江朝綱〉)
    2. 「朽索一たび断て六馬奔逸するに至らば」(出典:経国美談(1883‐84)〈矢野龍渓〉後)
    3. [その他の文献]〔後漢書‐方術伝下・費長房〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「朽索」の読み・字形・画数・意味

【朽索】きゆう(きう)さく

くさったなわ。北周信〔哀江南の賦〕潰水に乘るに膠(かうせん)(にかわの舟)を以てし、駒(ほんく)を馭するに朽索を以てす。

字通「朽」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む