杉原心斎(読み)すぎはら しんさい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「杉原心斎」の解説

杉原心斎 すぎはら-しんさい

?-1868 江戸時代後期の儒者
江戸の人。昌平黌(しょうへいこう)で佐藤一斎,安積艮斎(あさか-ごんさい)にまなぶ。天保(てんぽう)11年(1840)幕府儒官となり,のち二丸留守居役。愛書家で,宋(そう)・元(げん)(中国)の古版を多数所蔵。考証を得意とした。慶応4年6月25日死去。享年60歳余。名は直養。字(あざな)は浩然通称は平助。別号に緑静堂。著作に「七雅」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む